「できること」≠「興味」 それでも努力 そんな大学時代。 <在宅勤務への道 -2>
前回のつづきです。
前回のお話・・・
勉強だけはまじめにやった高校時代、興味とズレていたにもかかわらず、見栄で工学部に進学を決めてしまった、というところまででした。
灰色の学生生活
さてそんなわけで、大学に入学できた私。
燃え尽き症候群だったのでしょうか。
何を目標に頑張れば良いか、ちょっと分からなくなってました。
とりあえず、授業や実験など、与えられた課題をただ淡々とこなす日々。
とはいえ、それだけでも結構ハードでしたけどね。。
実験は一週間に2回か3回、終わったらレポートを書かねばならず、授業も朝9時から夜6時ぐらいまであったし、課題も多かったので、毎日その対応で終わっていました。
専門分野に興味が・・・?
2年生くらいからは、専門的な授業も増えてきたのですが、、、
正直に言うと、特に、面白い、もっと学びたい!と思えなかった・・・。
お金出して大学にいかせてもらってるのに、お父さんお母さんごめんなさい。
その時点で、私の興味と、大学で学んでいることがずれていることが分かっていれば、もうちょっと早めに軌道修正できたと思うんですけども。
ただ、なんとか授業にはついていけちゃってたし、私はこの道にあってるはずだ!
と、思い込もうとしていました。
それでも、さらに進学しちゃいました
4年生になると研究室に配属され、興味が持てないながらも(おいおい)、なんとか努力でカバーしながらの研究生活。
正直、つらかったんだけど、研究はみんなつらいものだ!と、またもや思い込んでいました。
興味を持って頑張るつらさと、興味がないのに継続するつらさの違いが分かってなかったんですね。
その頃、時代は就職氷河期。
大手企業の技術採用って、当時は 院卒>大卒 だったためか(今もそうかな?)うちの大学の大学院進学率は70%くらいあり、大学の進路指導からは、できれば大学院に進学した方が就職に有利だと言われていました。
そして我が家は経済的にOKということだったので、あっさり進学してしまいました。
「適正」と「興味」と「専攻」
私の場合はたぶん「適正(できること)」は「専攻」とだいたい合ってたのかもしれない。
だから、なんとかできてた。
でも、ほんとのところは「興味」が持てなかった。
それにうすうす気づきながらも、専門性を高めるうちに、どんどん離れられなくなっていました。
だって、そしたら今までの努力なんだったの!?って話です。
就職だって、専門的な分野にしたほうが有利に進むし、お給料だって専門職の方が高い。
条件だけでみたら、専門分野から離れることにメリットなんかないんです。
なによりも、それ以外にやりたいことがなかったんですよね。
相変わらず、インテリアや建築は好きでしたが、どうしても仕事にしたいとかじゃなかったし。
「住宅設備メーカーに勤める」ことでその辺は満たされそうだったので、いいかなと思ってました。
そんなこんなで、苦しいながらも学生時代は終盤へ、就職活動に入ります。
就職活動の話は長くなるのでつづきはまた次回!
ではまた☆
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